スクリーンキャスト:画面を録画してみよう!(コマンド編)

      2015/11/04




デスクトップを録画してYoutubeに動画をアップしたい!なんてLinuxユーザーも多いと思います。
私もそんな一人でLinuxの素晴らしさみてほしぃーい!知ってほしぃ〜と思いポチポチコマンドを習得したのでした。

今回はffmpegベースのavconvなるコマンドを使用し録画してみましょう。
環境はUbuntu14.04と Ubuntu15.04です。

準備
avconvをインストールします。ターミナルを開き以下を実行。

[bash]
sudo apt-get -y install libav-tools
[/bash]

録画開始
ターミナルで以下を実行。

[bash]
avconv -r 30 -s 1366x768 -f x11grab -i :0.0 -vcodec msmpeg4v2 -qscale 2 ~/test.avi
[/bash]

*重要なポイント
-sのあとに使用中のPCの解像度を指定します。筆者の環境はThinkPad X220なので1366x768と入力。
最後のtest.aviはお好きなファイル名+.avi 今回はtestとしました。保存先はホームフォルダです。
解像度がわからな〜い場合
ぶっちゃけ自分の使ってるシステム解像度なんてわかりません。筆者もはじめわからなかったので簡単に確認できる方法を紹介!
システム設定からディスプレイを開き確認しましょう。
display_mini

録画停止
録画を止めるときはavconvを実行しているターミナル上でキーボードのCtrlキーを押しながらCキーを押します。
停止後ホームフォルダを確認するとtest.aviが保存されています。

5秒後に録画をスタート
sleepコマンドと併用することで録画開始を指定秒遅らせることができます。わあ!録画開始されちゃった〜と慌てずに一呼吸おいて録画開始できるので便利です。
筆者の実際の使用例では5秒後に録画開始されます。

[bash]
sleep 5 && avconv -r 30 -s 1366x768 -f x11grab -i :0.0 -vcodec msmpeg4v2 -qscale 2 ~/test.avi
[/bash]

今日はデスクトップを録画する方法を紹介しました。これで早速Linuxの素晴らしさをYoutubeに〜!と思われた方ちょっとお待ちください。録画し保存されたファイルをOpenshotやKdenliveで編集することも可能です。動画をチョキンチョキンン編集して見る側が見やすい長さ、楽しくなるような音楽を使うことで動画がぐ〜んと面白くなります!今日はこれ以上筆者の手が動かないので動画編集ソフトについては次の機会に紹介しちゃいます。
以前までffmpegコマンドを使用していましたが、Ubuntu14.04のオフィシャルリポジトリからffmpegが外されたため使用できません。
別途PPAから入手可能です。
以上。




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