Ubuntu14.04-Liveで日本語入力設定
2015/11/24
USBやDVDからUbuntuを試すときに日本語入力を設定する方法を紹介します。
デスクトップが表示されたらターミナルを開くためキーボードのCtrlキーとAltキーを押しながらTキーを押します。
ターミナルが開きます。
本来はFcitx-mozcをおすすめしますがLiveメディアレポジトリから即導入できるanthy使います。
[bash]
sudo apt-get -y install ibus-anthy
[/bash]
と入力しキーボードのエンターキーを押します。
インストールが完了するとターミナル上では以下のような表示になります。
すでに実行されているIbusを一度終了します。下記のコマンドを入力してキーボードのエンターキーを押します。
[bash]
killall ibus-daemon
[/bash]
ibus-setupと入力しキーボードのエンターキーを押します。
以下のようなダイアログが表示されます。Keyboard input methods(IBus Daemon)is not running.Do you wish to start it? YESを選択します。
IBus has been started〜以下略 と表示されたらOKを押します。
IBus Preferencesという設定画面が表示されたら隣のタブ(黄色の枠内) Input Methodタブへ移動します。
画面中央のSelect an Input methodという項目をクリックします。
日本語→Anthyと選択します。
黄色の枠内Addボタンをクリックします。
Input Methodボックスの中に日本語-Anthyが追加されたことを確認し左下のCloseボタンをクリックします。
画面右上のEnというアイコン(黄色の枠内)を右クリックします。ドロップダウンメニューからText Entry Settings(黄色の下線部)をクリックします。
Text Entryという画面が表示されます。プラスボタン(黄色の枠内)をクリックします。
Choose an input sourceという小さな画面が表示されます。黄色の枠内のようにanthyと入力しAddボタンをクリックします。
Text Entry画面のInput sources to useボックス内に日本語(Anthy)が追加されたことを確認したら設定は完了。
試しにFireFoxを開いて日本語入力してみましょう。 日本語入力に切り替えるときはキーボードのスーパーキー(Windowsキー)を押しながらスペースキー押します。英語に戻すときも同様です。
この方法はLiveでUbuntuを使うときに有効です。本家isoを使用した場合にのみ必要となります。実機にインストールする場合はFcitx-mozcの導入を強く推奨します。anthyと比べ変換効率が優秀です。