Android Studioでアプリを作って携帯に入れてみよう【CustomROM編】

      2015/11/24

Android Studioでアプリを作り、それをAndroid携帯に手動で入れます。

Android Studioを使えば、初心者でも簡単にAndroidアプリを開発できちゃいます。
さっそく人生初のアプリを開発しちゃいましょう!




Android StudioはCustomRom(CyanogenMod 9)に対応してないようで、デバイスを認識してくれませんでした。

なのでAndroid Studioでapk fileに書き出して、コマンドを使って携帯にインストールします。

こうする事で、カスタムROMが入ったAndroid携帯に直接アプリをインストールします。

カスタムROMでない機種でも、いけますよ。タダ、カスタムROMの場合この方法しか今のところ無いので、紹介します。

今回は

  1. Android Studioを使ってアプリを作成
  2. アプリの書き出し
  3. Android携帯接続
  4. Ubuntu14.04 64bit(on VirtualbBox)にandroid tools adbをインストール
  5. Android携帯に作ったアプリをインストール

の5ステップです。

Android Studioを使います。無い場合は、インストールしましょう。インストールに関しての記事はこちらです。

Android Studioの起動しましょう。
インストールしたandroid-studioのディレクトリの中にあるbinディレクトリーの中にあるstudio.shを呼び出します。

android-studio/bin/studio.sh

 

 

 

start-project

 

起動したら、新しいプロジェクトを開始します。
Start A New Android Studio Projectをクリックします。

create-new-project

プロジェクトの名前と、保存先を設定しましょう。Nextをクリックして次へ行きます。

select-api

どのAndroid端末を対象にしたプロジェクトかを選びます。
今回は、Ice Creamsandwitch4.0.3を選びます。Nextをクリックして次へ行きます。

select-activity

テンプレートを選びます。デフォルトのBlank Activityを選びます。Nextをクリックして次へ行きます。

name-activity

デフォルトのまま、Finishをクリック!

android-studio

 

おや・・・エラーが出てますね。
64bitの環境で開発してる場合、32bit用のCとC++のライブラリーが必要です。
筆者の環境には入ってなかったので、

 

sudo apt-get install lib32stdc++6
sudo apt-get install lib32z1

でインストールしました。
ここで、デフォルトのプログラムHello Worldを使います。
このプログラムは、Hello Worldと画面に表示するだけのプログラムで、プログラムの知識がなくても出来ます。
早速、APKファイルに書き出して携帯の画面に表示してみましょう。

build-apkタブを開いてGenerate Signed APKをクリックします。

set-up-apk-password

Keyが無いので作ります。Create Newをクリックします。

keypath

Key Store Pathは右横の...をクリックして保存先を設定します。
パスワードを入れます。
その次にKeyのパスワードを入れます。
Alias,Password,そしてConfirmationのうちの一つは必須事項です。私は、氏名をいれました。
そしてOKをクリック。

apk-type

 

 

 

ビルドタイプをデバックモードか、リリースで、選べるので、デバックを選択し、Finishをクリック。

success

APKが作られました。
APKファイルは、保存先のディレクトリのappの中に入ってます。

では、早速、つくったAPKファイルをAndroid 4.0.4 CyangenMod 9携帯(HTC MyTouch 4G Slide)にインストールを開始しましょう。
まず、はじめに、Android Debug Bridge (adb)をUbuntuに入れます。

 

 

sudo add-apt-repository ppa:phablet-team/tools
sudo apt-get update
sudo apt-get install android-tools-adb

携帯電話をUSBポートに接続します。

sudo adb devices

デバイスが接続されているか確認してください。
APKファイルがあるディレクトリに移動して

sudo adb install app-debug.apk

apkinstallsuccess

 

写真の通り、そんなに、色々簡単に進むもんじゃないですよね。デバイスが認識されない場合、USBポートがUSB2.0か確認しましょう。
また、携帯電話がデバックモードで、SDカードがパソコンにマウントされておらず、提供不明のアプリケーションのインストールを許可しましょう。

インストールが完了したら、携帯を開いて確認しましょう。

screencap

FirstAppが作ったアプリです。開いてみると・・・

 

screencapfirstapp

人生初Androidアプリの完成です!!

メモ:

スクリーンショットを撮るコマンド。SDカード内にfilename.pngで保存します。

adb shell screencap -p /sdcard/filename.png

撮ったスクリーンショットを取り出します。

adb pull /sdcard/filename.png




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