アイアンマンのJarvisになれるか!? AIスピーカーMycroft Mark IIが登場!

   

アイアンマンのJarvisになれるか!? AIスピーカーMycroft Mark IIが登場!




Tony Stark 「Check on control surfaces」
Jarvis 「as you wish sir」

映画アイアンマンに出てくるトニースタークとそのバーチャルアシスタントジャービスは まさに未来を彷彿とさせる描写です。

現在の技術ではまだホログラムはありません。

しかしジャービスのようなバーチャルアシスタントはスマートスピーカーとして登場しつつあります。

もちろんジャービスのように瞬時に高度な指令をこなすことはできませんが日常の生活で使う検索などの機能は既に搭載されGoogle HomeやAmazon Echoとして登場しています。

しかし昨今登場したばかりの Google Home やAmazon Echo は実用性はさておき音声を使っていない時でもユーザーが何をしているか周囲の音を録音モニタリングされサーバーへ送信されるスパイ問題があります。

このことから企業の重役は家にながら Google Home やアマゾンエコーなどスマートスピーカーを使うことができません

従ってオープンソースのマイクロフトマーク2が登場することで

プライバシー問題を気にすることなく真にバーチャルアシスタントを使える時代が来るかもしれません。

via GIPHY

Mycroft Mark II
Mycroft Mark IIはキックスターターにてクラウドファンディングを開始しています
do-you-Linux.com 筆者が注目するマイクロフトマーク2は

音声コマンドをカスタマイズ可能なオープンソースであること
広告がないこと
プライバシー問題への配慮です。

音声コマンドがカスタマイズ可能

・天気は?アラームは以外にも自分で好きなように音声コマンドへ手が加えられる
書斎のパソコンをつけて!
Raspberry Piの監視カメラを起動して!
マイローバー(Raspberry Pi自走車)を呼んで!
など天気やアラーム以外にセットアップしたいことがある!
痒いところに手が届くのはオープンソースならではです。
Google HomeやAmazon Echoには音声コマンドを編集できません。

Mycroft Mark IIできること = あなたのイメージ次第
Google Home, Amazon Echoできること = GoogleやAmazon次第

自分でプログラムしたRaspberry Piを音声から操作するなんてこともMycroftなら可能です。
自作IOTデバイスとの親和性もあなたの腕とイメージ次第で更にコントロールできます。

広告がない

・広告なし

アイアンマンの映画の中で、もしJarvisが広告を再生したら大事な時に使えない滑稽なデバイスの代名詞になったでしょう。

購入当初は面白がって使っていたスマートスピーカーも広告を再生するようになり必要のないときに広告が再生される。
しかも広告は自分の音声検索によって決められている!
他にものをかわされるためにGoogle HomeやAmazon Echoを買ったんじゃないのに!

しかし!

Mycroft Mark IIは広告を一切流しません。 

プライバシーへの配慮

・音声をスパイされる心配なし

Amazon EchoやGoogle Homeはユーザーが何もしていないときでもユーザーの音声や周りの音を録音しサーバーに送信していたことが問題となりました。

誰もいない自宅で Amazon Echo が勝手に大音量の音楽を再生していたという事件も発生しました。

企業で重要なポストの人はこういった問題からスマートスピーカーを敬遠する傾向にあるようです。

もちろんMycroft Mark IIも開発の手助けのため音声データをシェアする機能があります。

標準ではオフになっているとのことです。

Mycroft Mark IIは$129 2018年12月にプリオーダーが発送開始されます。

筆者から

せっかく登場した素晴らしいテクノロジーであってもプライバシー保護の観点からスマートスピーカーやアップルウォッチなどといったデバイスを友人にプレゼントすることが難しくなります。

現に筆者も昨年、盗聴の疑いのあるデバイスはとある企業に務める友人にプレゼントできないと判断しある製品の購入を見送りました。

後日、友人にその旨を伝えると、喜んでいたのでいい判断だったかなと今となって思います。

友人がその後自分で買っていれば笑ってしまいますが笑

買う本人はそこまで気にしないプライバシー問題ですがそれによって重要な情報が流出するという可能性がある以上いつでもどこでもこういったデバイスを身につけることはとても難しくなります。

プライバシーや広告の問題が解決されればアイアンマンのジャービスような夢バーチャルアシスタントがいつでも使える環境になるかもしれません。

夢が広がりますね。

参考
Kickstarter: Mycroft Mark II

それではdo-you-linux.com読者の皆さんも良い週末を!







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