CentOS7 Compiz設定
2016/10/20
今回はCentOS7にてCompizを設定します。
サーバー用途としてよく使われるCentOSですがCompizを入れてもUbuntu+Compizuよりも安定動作します。
GNOMEは使わず軽量なMateデスクトップを使います。
最初にCompizの設定に必要なファイルを5つダウンロードします。
今回はrpmfind.netからファイルを取得しました。
rpmfind.netにない場合はファイル名をGoogle検索すると見つかります。
ダウンロードしたファイルのインストールは次のステップで行います。
・libcompizconfig-0.8.8-8.fc19.x86_64.rpm
・compiz-manager-0.6.0-18.fc19.noarch.rpm
・compizconfig-python-0.8.4-8.fc19.x86_64.rpm
・ccsm-0.8.4-12.fc19.noarch.rpm
・python-sexy-0.1.9-17.fc19.x86_64.rpm
今回はホームフォルダに保存しました。例:/home/user名
epelとnux-desktopをインストールしMateデスクトップをインストールします。
ターミナルから以下を実行します。
[bash]
sudo yum -y install epel-release && sudo yum install -y http://li.nux.ro/download/nux/dextop/el7/x86_64/nux-dextop-release-0-1.el7.nux.noarch.rpm && sudo yum -y groups install "MATE Desktop"
[/bash]
再起動します。
[bash]
sudo init 6
[/bash]
ログイン画面から歯車マークをクリックしMateを選択しログインします。
先ほどダウンロードしておいたファイルと必要なパッケージを以下の順番にインストールします。
ターミナル(端末)を開き以下を実行します。
[bash]
sudo yum -y install compiz-mate emerald emerald-themes emerald-themes-extra protobuf-lite protobuf-lite-static libsexy
[/bash]
[bash]
sudo rpm -Uvh libcompizconfig-0.8.8-8.fc19.x86_64.rpm compiz-manager-0.6.0-18.fc19.noarch.rpm compizconfig-python-0.8.4-8.fc19.x86_64.rpm python-sexy-0.1.9-17.fc19.x86_64.rpm ccsm-0.8.4-12.fc19.noarch.rpm
[/bash]
設定後ターミナルから以下を実行します。
[bash]
compiz --replace ccp
[/bash]
赤い枠が表示されればCompizの設定は完了です。
色々な設定が可能です。
ターミナルから以下を実行します。
[bash]
ccsm
[/bash]
赤い枠が表示されない場合は
ccsmからウィンドウの装飾にチェックを入れます。
ウィンドウの装飾をクリックしコマンド欄に
[bash]
emerald
[/bash]
と追記します。
ccsmからデスクトップの回転を有効化しデスクトップを回転してみます。
この時○○○○○○を有効化しますか?と聞かれたら全て有効化します。
CentOS起動時にcompizを有効化したい場合は
左上のメニュー
システム→設定→ユーザー向け→自動起動するアプリを選択します。
名前にcompiz
コマンドに
[bash]
compiz --replace ccp
[/bash]
を追記します。
実際の動画は以下から
それではDo-you-linux.com読者の皆さんHave a nice day!
以上!