Ubuntu18.04長期サポート版では安定・信頼のXorgを標準にWaylandも選択可

   

Ubuntu18.04長期サポート版では安定・信頼のXorgを標準にWaylandも選択可




インフルエンザが大拡散していますが読者の皆さんは大丈夫でしょうか

筆者も15年ぶりにインフル

15年ぶりの病院

そこは時が止まっていました。

あ~涙

15年前とインフルエンザの検査方法が変わっていない...

鼻の中に綿棒を突っ込まれゴニョゴニョ

筆者は決して涙を見せる人間ではありませんが鼻ゴニョ検査で涙目でした。

今まで 何億人の鼻をあの綿棒でゴニョったんだ おい

耳にいれる綿棒は癒やしだってばよ

本題です

現行のUbuntu17.10では最新のWaylandがディスプレイサーバーに使われています。

2018年4月にリリースが予定されている Ubuntu 18.04 LTS

デフォルトで使われる ディスプレイサーバーがWaylandではなく Xorgになると発表がありました。

Ubuntu18.04は5年間にわたってセキュリテーィアップデートが提供される長期サポート版(LTS)ということで安定性と信頼性が重視されます。

Ubuntuのディスプレイサーバーに 実績のあるXorgが使われることで現在まだ開発途上であるWaylandよりも問題が遥かに起きにくいと謳われています。

現行の17.10ではWaylandが標準のディスプレイサーバーとなっていますがログイン画面から Xorg を選択することも可能です

18.04ではそれと逆に Xorg が標準となります。

Waylandは選択可能!?

やっぱり最新のWaylandが良いんだけど

どうしたらいい?

なんて時は

ログイン画面からWaylandを選択することができます。

以前こちらの記事内で紹介しましたがログイン時にXorgとwaylandを切り替えることができます。

参考画像では17.10のものなのでUbuntuと表示されていますが、それがWaylandです。

18.04でもこのような切り替えが可能になるとのことです。

WaylandやXorgを切り替える際に何もインストールすることはないのでXorgが標準になっても問題ないでしょう。

筆者から

筆者個人の意見としてはWayland使用時に日本語変換の位置が希望の位置に表示されない問題があり、読者さんに教えて頂いた方法でXorgを選択、再度ログインしたら直ったことがあるのでXorgが標準に選ばれたことは日本のユーザーにとってもベストかと思われます。

WaylandはUbuntuに限らず多くのLinuxでも標準に設定されていたり利用可能な状態です。

多くのユーザーによってテストされ問題が一つまた一つ解決されればいつの日かWaylandがXorgに取って代わることもあるでしょう。

Ubuntu 長期サポート版(LTS)にはテストは必要ないので安定性と信頼性を重視する姿勢は当然なのかもしれません。

語句説明

Xorg ArchWiki Linuxで古くから使われる主要なディスプレイサーバー

Wayland Xorgに代わる次期ディスプレイサーバーの一つ。

・LTS(Long Term Support)長期サポートの英語略
Ubuntuは二年毎に長期サポート版を提供...2010,2012,2014,2016,2018,2020?

今回の記事から語句説明ということで記事に出てくる英単語なんじゃそりゃ?

調べるの面倒

という状態に少しでもお役に立てればと幸いです。

説明は詳しくは書きませんWikipediaとArch Wikiを見比べて筆者が適当と判断したものを単語にリンクしてあります。

この説明は違うんじゃない?これはなんて意味などのご指摘、ご質問あればコメントに気軽にどうぞ。

筆者が知っている範囲でお答えするかも。しないかも。

それではdo-you-linux.com読者の皆さんも良い週末を!

参考記事OMG Ubuntu: Ubuntu Drops Wayland, Switches back to Xorg







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