新Ubuntu 18.04 LTS「Bionic Beaver」が正式リリース。
2018/05/04
新Ubuntu 18.04 LTS「Bionic Beaver」が正式リリース。
まさにゴールデンリリース!
Mark Shuttleworth氏が手がける英CanonicalのLinux Ubuntu
Linuxビギナーからハードユーザーまで多くのユーザーが愛用するUbuntuですが
その最新版がリリースされました。
前回の16.04 LTS(長期サポート版)から2年ぶりとなるUbuntu18.04 LTSコードネーム「Bionic Beaver」。
日本のゴールデンウィークに合わせたかのようなナイスリリースです。
長期サポート版とゴールデンウィーク前のリリースを組み合わせて
勝手にゴールデンリリースと呼ばせて頂きましょう。
ダウンロード方法
Ubuntu18.04 LTSをダウンロードしながらこの記事を呼んで頂ければきっと効率アップです。
ということでいつもお世話になっているFTP RIKENから爆速ダウンロード開始しましょう。
FTP 理研 isoのサイズは1.8GBです。
Ubuntu 18.04 LTS 「Bionic Beaver
Ubuntu 18.04 LTS 「Bionic Beaver」
本家Ubuntu.comからダウンロードしても良いのですが世界中からダウンロードされるのでそりゃもう大混雑です。
日本のサーバーからダウンロードする方がきっと早くダウンロード出来るでしょう。
ミラーを運営する方に感謝です。
オススメのインストール方法
オススメは重要なデータを外部のHDDなどにバックアップしておき
最初からUbuntu18.04 LTSをインストールするクリーンインストールがオススメです。
現在使っているUbuntu16.04などからアップグレードする
コマンドよりアップグレードするにはターミナルから
sudo init 6またはsudo rebootで再起動後
にて最新版のUbuntuにアップグレードできます。
-cオプションを付けるとアップグレード前に新リリースがあるか確認できます。
新機能・改善点
起動時間が短縮
systemdの機能によって起動時のボトルネックが改善され起動時間が短縮されるとのことです。
最小構成でのインストールオプション
インストール時にMinimal Instillation(最小構成インストール) オプションがあり余計なソフトを省いてインストールできるとのこと。
Linux Kernel 4.15
Ubuntuは当初Linux Kernel 4.14 LTSを採用する予定でしたが最新のドライバや機能によってより多くのハードウェアをサポートできると判断したらしくLinux Kernel 4.15を採用しました。
Xorgが標準のディスプレイサーバーに
前にもこちらでお伝えしたようにWaylandではなくXorgが標準のディスプレイサーバーになります。
もちろんログイン画面からWaylandに切り替えることも出来ます。
ライブパッチ機能
先週の記事でお伝えしたライブパッチ機能。
再起動不要でカーネルパッチを適用します。
サーバーで力を発揮する機能ですがデスクトップでも使えるようになります。
その他の変更点
GNOME Shell Thunderbolt 3に対応
GNOME TO DOアプリが追加
LibreOffice6.0
Python 3.6
32bit版のisoダウンロード無し。
Ubuntuサーバー版にて新インストーラーを採用
画像はCanonicalのDustin Kirkland氏によってこちらで公開されたイメージです。
日本語入力について
現時点でUbuntu18.04LTSにて長期的に使える日本語入力の設定は筆者が確認中です。
この設定なら安定する!という段階まで来たら即この記事を更新します。
ということで新着
Ubuntu18.04 LTS
「日本語入力」する方法-日英キーボード対応 (5月5日更新!)
それではdo-you-linux.com読者の皆さんもUbuntu18.04と共に良いゴールデンウィークを!
リファレンス: It's Foss Ubuntu18.04 Released.