SSHで接続先のGUIアプリをラクラク操作②

      2015/11/04




X111-improved-compressor

前回SSHで接続先のGUIアプリをラクラク操作①としてssh -Yを紹介しました。(←同ブログ内クリックして記事に移動)

今回は圧縮オプションを利用して転送量を減らしてみます!

例としてユーザー名はuser

接続先のIPアドレスは192.168.11.8です。

ソフト gnome-system-monitor

ターミナルを開きます。Ubuntu上ならShiftキーとAltキーを押しながらキーボードのTキーを押します。

[bash]
ssh -CY user@192.168.11.8 gnome-system-monitor
[/bash]

さっそく前回の方法と結果を比較。

前回紹介したssh -Yの場合約50秒間27.8MiBを転送

[bash]
ssh  -Y user@192.168.11.8 gnome-system-monitor
[/bash]

ssh-y-sysmon

圧縮オプションを適用したコマンドの約場合50秒間に10.6MiBの転送量

[bash]
ssh -CY user@192.168.11.8 gnome-system-monitor
[/bash]

ssh-cy-sysmon

 

 

27.8MiBと10.6MiBという結果

実に62%も圧縮できたことになります。

圧縮オプションを使うことで描画が乱れることはありませんでした。圧縮オプション素晴らしい!細かいことを書くと圧縮オプションの-Cは標準で圧縮レベルマックス9の内6に設定されています。最高圧縮を使うときは

-o CompressionLevel=9を-Cの後に付けます。

[bash]
ssh -CY -o CompressionLevel=9 user@ipaddress gnome-system-monitor
[/bash]

以上。




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