WordPressを5分でセットアップする方法:Amazon AWS編
2015/11/04
Amazon AWSでVPS(ヴァーチャルプライベートサーバー)を起動してWordPressをホストします。
今回はAMI(アマゾンマシーンイメージ)にBitnami WordPress Multisiteを使います。
このイメージの特徴は、二つ。
ひとつのWordpressで複数のサイトを簡単に持てる
オープンソースなのでイメージ使用料無料
Bitnamiのサイト (こちら)からVirtual Machineのイメージをダウンロードする事も出来ます(VMware/VirtualBox)。
Loginを要求してきますが、No thanks, just take me to the download.と小さく書いてあるリンクをクリックしてダウンロードします。
詳しいマニュアルはこちらです。
OSにUbuntu14.04を使用しています。サーバーはApacheです。
Amazon AWSの使用料はかかりますが、このAMIでひとつのVPSにマルチサイトを簡単にホストする事ができます。
Amazon AWSについては別の記事で紹介します。
では、早速やってみましょう。
Amazon AWSにログインしてEC2をクリック
Launch Instanceをクリックして新しいインスタンスを起動します。
Step1. OSを選びます。ここで、左のペーンのAWS Marketplaceから、Content Managementを選択します。
そして、数ある中から、Wordpress Multisite powered by Bitnamiを選びます。Wordpress powered by Bitnamiもあるので注意が必要です。
Step2. 次に、インスタンスのタイプを選択します。ここでは、一番安いタイプのものをつかいます。
Step3. インスタンスの設定 とくになければ、次に進みます。
Step4. ストレージの追加 とくになければ、次に進みます。
Step5. インスタンスのタグ とくになければ、次に進みます。
Step6. セキュリティーグループの設定
SSHのポートなどを変える事が出来ます。セキュリティーについては別の記事で紹介します。
Step7. レビュー
Boot from General Purpose: というのが出て来たら、Continue with Magnetic as the boot volume for this instance.を選びましょう。
確認して問題がなかったら、右下のLaunchをクリックして起動しましょう。
Keypairを作成するか、既存のKeypairを使うか選択します。
作成する場合は、Keypairの名前をいれてKeypairをダウンロードします。
既存のKeypairを使い場合は、Choose existing keypairを選択し、使用するKeypairを選択。
Launch Instanceをクリックして、ついに起動です。
画面が切り替わったら、右下のView Instancesをクリック。
最初の画面に戻ってくる。
Status ChecksがInitializingの場合、まだ準備中のため少し待つ必要がある。
また赤字で囲った部分が、サイトのアドレスとなる。
DNS、ドメインのAmazon AWSでの設定については別の記事で紹介する。
Status checksが2/2Checks passedになったら、Public DNSをコピーしてブラウザーのアドレスバーにペースト。
アクセスしてみると、以下のように表示されたら完成!
左下のLoginからログインして、早速Wordpressを使い始めよう。
Usernameはuserです。
PasswordはInstanceを右クリックしてGet System Logを開く。(写真赤丸)
そのログの中央に書いてあるから見つけてWordpressにログインする。
ログインしたら、まずUserのセッティングとパスワードの変更しよう。
以上でWordpressのインストール完了です!