テーマをカスタマイズ|Bitnami WordPress Multisite使用録その1
2015/11/04
Bitnami WordPress Multisiteでテーマをカスタマイズする方法を紹介します。
マルチサイトモードでWordpressを使うと、テーマやプラグインなどの管理をネットワーク管理者画面から設定することになります。
各サイトレベルでのテーマやプラグインの編集が出来なくなります。
なので、Wordpressタグのget_current_blog_id()を使って編集したいと思います。
(筆者は、Amazon AWSにおいたBitnami WordPress Multisiteを使っています。テーマはThe Bootstrapです。)
ネットワーク管理者画面の左のペーンからテーマ→編集と進みます。
編集したいテーマを右上のドロップリストから選びます。
編集するファイルが書き込み不可な場合、OSレベルで権限を設定する必要があります。
どうやら、デフォルト以外でのテーマをインストールした場合、そのテーマの権限を再設定する必要があります。(詳しくはこちら)
自分のサーバーにSSHで接続し、コマンドラインを打ち込みます。
テーマのディレクトリーは、/home/bitnami/apps/wordpress/htdocs/wp-content/themesの中にはいってます。
ls -laをして中を見てみると、いますね。
頭文字のdはDirectory(ディレクトリー)、rはRead(読み込み)、wはWrite(書き込み)、xはExecutable(実行)をあらわしています。
drwxr-xr-xの意味は、Directoryで、ユーザーは読み込み書き込み実行する権限をもっていて、グループは読み込み実行する権限をもっていて、その他(世界)は読み込み実行する権限を持っている。グループで書き込み不可が問題なので、変えます。
chmod 775 -R the-bootstrapと唱えましょう。
そして、グループを変更します。
chown -R bitnami:daemon the-bootstrap
拒否られたら
これで、パーミッションの設定はお仕舞いです。
このままvimで編集する事も出来ますが、Wordpressの編集画面に戻りましょう。
筆者はSite IDが2のサイドバーのウィジェットの下にツイッターを埋め込みたいので、Sidebar.phpを選び編集します。
Site IDの確認方法は、ネットワーク管理者画面の左ペーンの設定、一番下のDomainsで確認出来ます。
tha_sidebar_bottom(); ?>
</section><!-- #secondary .widget-area -->
の間に
<?php if (get_current_blog_id()==2):?><?php endif;?>をいれます。(数字の2は任意に変えてください)
そうすると、こうなります。
tha_sidebar_bottom(); ?>
<?php if (get_current_blog_id()==2):?>
<?php endif;?>
</section><!-- #secondary .widget-area -->
そして、この間にHTMLやJavascriptを書き込みます。
tha_sidebar_bottom(); ?>
<?php if (get_current_blog_id()==2):?>
ここにHTMLやJavascriptを書き込む
<?php endif;?>
</section><!-- #secondary .widget-area -->
筆者の場合、ツイッターの設定からウィジェットのリンクを作成してペーストしておしまいです!