Linuxスマホ「Galaxy」で動作。Samsungが描く未来とは?
Linuxスマホ「Galaxy」で動作。Samsungが描く未来とは?
春一番が吹き荒れ春もあと少しですが
風をもろともせずに風に向かってダッシュでどこかに走っていく子供達を目にし
"子供は風の子"とはよく言ったものだと感心しておりました。
さてDo-you-linux.com読者の皆さんも人生突っ走ってますか!?
今日は金曜日なので突っ走り過ぎ、飲み過ぎには注意!
今日は珍しくSamsung関連の記事を取り上げます。
国内メーカーのスマホたちをいつの間にか追い越していった感のあるGalaxyですが
CanonicalがUbuntu on Smartphoneを開発中止するなか
Linux on Galaxyなるものが開発中で現実味をおびてきたようです。
Linux on Galaxy
サムスンはDex StationにGalaxy端末をつなげることでLinuxデスクトップを外部モニターに表示、動作するLinux on Galaxyのビデオを公開しました。
複数のOSを動作させることがきでるので
UbuntuやArch LinuxそしてDebianなどが起動できるとのこと。
Linux on Galaxyはエミュレーションや仮想化技術に依存せず動作するようです。
ARM用にコンパイルされたソフトウェアのみが使える模様。
YouTube上ではGalaxyをモニターにつないでhtopやFirefoxそしてGIMPなどがインストールされていることが確認できます。
Samsungはこの機能を現在開発中とのことで興味があるユーザーは
こちらのLinux on Galaxy
から登録して通知を受けることができるようです。
Linux on Galaxyを可能にするDex stationは¥ 15,217で販売中。
筆者から
「放熱間に合わなそうだなー」
と私は感じたのですが
スマホでLinuxが動作したらそんなことも忘れてホテルや会社のモニターに差し込んでターミナル開いちゃうんでしょうね。
数年前にOSSカンファレンスにてUbuntuがインストールされたAndroid タブレットを触る機会がありました。
ぶっちゃけ動きがもたついて常用はアカンなと感じました。
当時はパフォーマンスは二の次。
Android端末でもLinuxが動くことに焦点が当てられたようです。
Snapdragonの最新版はめちゃくちゃ優秀だよ!なんて
記事を毎年目にします。
一昔前は512MBだ1GBだ次は2GBだ!などメモリが不足が問題だったスマホ業界ですが
最新のGalaxy S9+では6GBのメモリを確保しCPUにSnapdragon 845が搭載されていることからLinuxデスクトップをある程度スマホで使える日が来るかもしれませんね。
それではdo-you-linux.com読者の皆さんも良い週末を!
参考:「Snapdragon 845」で何が変わる? “順当進化”の中身を解説する
GIZMODO:最新のSnapdragon 845搭載、S9+のRAMは6GBへ