2018年最新版となるRaspberry pi3 Model B+が発表
2018/05/14
2018年最新版となるRaspberry pi3 Model B+が発表
IT関連のことは日々進化が目覚ましいですが
花粉症対策はちっとも進歩がななく
規則正しい生活をする
ヨーグルトを食べる
マスクにメガネをかけると
毎年通りの対策をしますが今年も絶賛食らっております。
皆さんのオススメの花粉症対策はなんでしょうか。
Raspberry Pi関連のニュースをフォローしていたところ
2018年の最新版が発表されたので変更点などを取り上げます。
主な変更点
・1.4GHz 64-bit クワッドコア ARM Cortex-A53 CPUへ変更
・デュアルバンド WiFi
・802.11ac Bluetooth 4.2に対応
・Ethernetの通信速度を改善 (USB2.0の速度に依存理論値最大300MBps)
・POE イーサネット給電に対応 (PoE HATが別途必要)
・PXE networkとUSBストレージ起動が改善
・サーマル管理を改善
前モデルのRaspberry Pi 3Bに比べ24GHzでもパフォーマンスの高速化を図り
5GHzを使った場合は更に高速なパフォーマンスを発揮するとのこと。
WiFiスピード
Tx bandwidth (Mb/s) | Rx bandwidth (Mb/s) | |
Raspberry Pi 3B 前モデル | 35.7 | 35.6 |
Raspberry Pi 3B+ 最新 (2.4GHz) | 46.7 | 46.3 |
Raspberry Pi 3B+ 最新 (5GHz) | 102 前モデル比 2倍速! | 102 前モデル比 2倍速! |
LAN有線接続の計測値
Tx bandwidth (Mb/s) | Rx bandwidth (Mb/s) | |
Raspberry Pi 3B 前モデル | 94.1 | 95.5 |
Raspberry Pi 3B+ 最新 | 315 前モデル比、脅威の3倍速! | 315 前モデル比、脅威の3倍速! |
CPU周波数と温度の推移
グラフの計測結果を見ると前モデルに比べても高速に動作し
温度も低くなっているようです。
しかし
公式ページには
We strongly encourage you to use a high-quality 2.5A power supply
2.5A以上の電源の使用を強く推奨!
CPUやWiFIなど高速化が図られた一方で電力消費は増大する可能性があるのかもしれません。
安定動作のために2.5A以上の電源は必要不可欠です。
日本販売は現在未定ですが
Raspberry Piのお膝元の英国では既に販売開始されています。
※画像をクリックすると本家オンラインショップに飛びます。
日本にも輸入可能かも
スイッチサイエンスさんで3B+の本体画像が紹介されています。
日本でも販売開始され次第この記事を更新してお知らせします!
筆者から
YouTubeやドローンに始まり動画全盛期となりましたが
ffmpegやらopencvやら何かとマシンパワーが必要となるシーンも増えてきています。
動画をさくっと処理できAIが使える性能が求められているなと私も感じるのですが
Raspberry PiのようなIOT機器にも
2018年最新版となるRaspberry Pi3の改良版Model B+が発表されました。
ちょうどopencv関連を触っていたところ初代Raspberry Piでのopencvコンパイルに7時間以上かかり頭を抱えていたのですが
一筋の希望がみえました。
Raspberry Pi 3B+ポチッとな...
日本では5千円代で購入できるようになるそうですが
またしても出費が多くなりそうな春です。
それではdo-you-linux.com読者の皆さんも良い週末を!