2018年モデル GPD Pocket2が発売へ!製品仕様と価格
2018/07/02
2018年モデル GPD Pocket2が発売へ!製品仕様と価格
GPD Pocketのモデル2 スタイリッシュに更にCPU,RAMがグレードアップして2018年内に発売です!
昨年UMPC(超小型PC)市場を盛り上がらせた中国のGPD Pocket
去年の8月にDo-you-linux.comにてUbuntu版のGPD Pocket発売をお知らせしました。
あれからはや一年
筆者が見るところ2018年モデルも期待大です。
製品仕様と価格
記事作成時点では
昨年のモデルから
CPUがAtom x7-Z8750から Intel Core m3-7Y30へ変更
RAMは4GBと8GBが用意されるとのことです。
GPD Pocket 2 | GPD Pocket 2017 | |
---|---|---|
Linux | 現時点不明 | Ubuntu 16.04 LTS/ Windows 10 |
CPU | Intel Core m3-7Y30 (Kaby Lake) | Core Atom x7-Z8750 |
GPU | Intel HD Graphics 615 | Intel HD Graphics 405 |
RAM | 4〜8GB | 8GB |
ストレージ | 128GB eMMC 5.0 | 128GB eMMC 5.0 |
画面サイズ | 7インチ(1920x1200) | 7インチ(1920x1200) |
本体サイズ | 未公開 | 180 x 106 x 18.5mm |
重量 | 未公開 | 480g | バッテリー容量 | 6800mAh | 7000mAh |
価格 | $599から(予想) | 59,800円から |
CPUBenchmark.netのデータからもAtomからCore m3に変更した恩恵は大きいと予想されます。
今回搭載されるCPU
以前のCPU
数値からはCore m3は3557とSandy Bridge世代のCPU Core i5, i7と同等の速度が期待できるようです。
今回のモデルはトラックポイントが廃止され
キーボードレイアウトはシンプルなものに変更されるようです。
昨年GPD WINにて既にIntel Core m3が搭載され
その際に培った設計やCPUの癖を熟知しているとのことなので
最速ではなくとも安定性や信頼性を重視したモデルになるようです。
またCore m3の2016年モデルm3-6Y30は既にAppleのMac Bookに採用された実績があります。
GPD Pocket2では2017年モデルのm3-7Y30となります。
更にCore m3について気になる方はCore m3-7Y30 は買いか?をチェックしてみてください。
GPD Pocket2は角が落とされたデザインになる見込みです。
現時点のデザインではトラックポイントはありませんがWade Wang氏によると今回の発表で得られたフィードバックからトラックポイントの搭載やその他の改良点を加えた新たなデザインを公開する可能性があるとのこと。
それによって予定より1,2ヶ月の遅延が見込まれるらしいです。
クラウドファンディング Indiegogo
2018年7月にIndiegogoにてキャンペーンが開始され
8月~9月出荷予定とのことです。
筆者から
昨年のGPD PocketはHDMIからUSBまで何でも搭載するマルチ機に近い存在でした。
今回のモデルはスタイリッシュにそしてシンプルにというコンセプトが伺えます。
ひょんなことからちょうどThinkPadのトラックポイントを紛失した筆者ですが
これがないとやる気半減です。
GPD Pocket2取捨選択によってトラックポイントがなくなる点は個人的には結構痛いなと。
タッチスクリーンに指で操作。
時代の流れでしょうか。
トラックポイントを無くすことでキーボードレイアウトがシンプルになる点は高評価なのかもしれません。
7月8月になれば更に情報が出るので新たな情報つかみ次第お知らせします!
それではdo-you-linux.com読者の皆さんも良い週末を!