CentOS7-systemD起動プロセスを分析する
2015/11/04
CentOS7のsystemdを使って起動プロセスを確認する方法を紹介
起動プロセスにかかる時間を表示してみましょう。コマンドは以下
出力結果はこのようになります。
次に起動したユニットファイルを時間ごとに表示します。オプションmoreは任意。
boot.moutが最も遅く3.215秒かかったようです。
起動プロセスをsvgファイルに出力することで可視化できます。 Bootchartに似たようなものとのこと。
出力したファイルを開くと以下のようなsvgファイルが開きます。今回出力先を指定しなかったためhomeフォルダにありました。
本来出力されたsvgファイルはもっと続くのですがあまりに長いためカット。
Arch LinuxをはじめFedoraなどもsystemdを使用しているので今さら感のある情報ですが起動が遅いなと思ったら可視化して問題を把握できるためとても便利です。
筆者の場合boot.mountが一番遅く起動しました。もし問題がある場合systemcttl statusコマンドで問題がわかるかもしれません。
例として
今回紹介したコマンドはArchWikiから転用
ArchLinux Wiki: Improve Boot Performance(日本語)
ArchLinux Wiki: Improve Boot Performance(English)