Linux初心者にもオススメのエディタ(CUI編)大容量のファイルも超快適に開ける!

      2018/03/09

Linux初心者にもオススメのエディタ(CUI編)大容量のファイルも超快適に開ける!

Linux初心者にもオススメのエディタ(CUI編)大容量のファイルも超快適に開ける!
ゴールデンウィークを前に仕事追い込んでる方や、ゴールデンウィーク関係ないかたもいると思いますが
do-you-linux.com読者の皆さんはいかがお過ごしでしょうか

前回はプログラミング: 違いをざっくりと解説しました。
プログラミングするなら必ず必要なエディタ
今回私が今までに使ってきたエディタ(CUI編)として4つ紹介します。



Geditでこと足りてるなんて方も

例えば1500行以上のhtmlファイルをGeditで開いて

語句検索した日にはCore i7 2620M, 8GBのメモリを搭載したUbuntuですら

Geditがフリーズ寸前になります。

しかし

同じ1500行以上のファイルをvimで開けば語句検索もフリーズ知らずで行なえ

その軽快な動きに度肝抜かれます。

もちろんGeditも素晴らしいエディタなのですがvimの軽量さ俊敏さにはかないません。

CUIとGUIで何が違うの?

というと

自分のPC上で動くのはもちろん、CUIはサーバーにSSH接続した際にも使えます。

Linux初心者にもオススメのエディタ(CUI編)大容量のファイルも超快適に開ける!

nano - Linuxレベル1でも簡単操作が特徴

初心者用エディタ。

高機能ではありませんが操作方法も画面下に表示されるので初心者でも操作に迷いにくい点が最大の利点です。

Linux,Unix初心者にお勧めとして多くの書籍やサイトでよく紹介されるエディタでもあります。

私もLinux初心者の頃にnanoを使っていました。

nanoは保存する時キーボードの何で保存するんだっけ?となっても

画面に保存する操作方法が記載されているので助かりました。

しかし2,3年も使うと画面下に常に表示される操作方法が不要になります。

もう保存方法は覚えたし、語句検索もキーボード操作がわかる。

常に操作方法が表示されてる部分を消してコードが表示された方がもっと良いなと感じてきます。

そう感じたら初心者を卒業する一つの目安になります。

次の段階vimエディタを使ってもあなたの手のように動いてくれるでしょう。

emacs - Linuxレベル3から扱えて高機能なエディタ

4つの中で最も多機能なエディタです。

昔はよくvimとemacaどちらがいい?なんて答えのない論争を繰り広げていましたが今となっては懐かしいです。

書き終えたプログラムを実行する際にシェルを呼び出すなんて朝飯前です。

使いなれると癖になる使用感。

しかし長年使うと小指が痛くなること覚悟しましょう。

私も小指の痛みさえなければきっと今も使っていたでしょう。

vi - viなくしてvimはない。しかし現在後述するvimが主流

どの環境にも勝手に入ってるエディタです。

BSDやlinuxに標準搭載されていることが多いエディタなのでviを使いこなせば違うサーバーや環境になってもインストールすることなく楽に作業できるでしょう。

しかしビギナーはキー操作を一つ間違えると画面上に意味の分からない文字が表示され何度も閉じて編集してを繰り返すことになる地獄があります。

vim - 筆者オススメ最強エディタ 使い慣れたら手放せない

機能とシンプルをいいトコ取りしたエディタです。

vi improvedつまりviの改善版というものです。

viからかなり改善されていてもはやviとはなんだったんだと感じる程キー操作が楽に行えるvim。

インストール容量もemacsに比べ半分なのでサーバー上でインストールされていない場合でも短時間で作業に移れるでしょう。

機能とシンプル、バランスが良いです。

私が常用しているエディタはこの中ではvimです。

そしてこのvimを皆さんにもオススメします。

誰がvim難しいって言った?

do-you-linux.comの読者の皆さん

vimは簡単です。

私が使い方を教えちゃいます!

vimの使い方はこちら(クリックして移動)で紹介しています。

OSXやBSD,Linuxでも使えるvimはとても重宝します。

またatomやsublimeといったGUIのエディタを常用する開発者でもvimを使用していたことがある人が多くいるため仕事の際もスムーズに行ることがあります。

今回紹介したもの以外にも多くのエディタが存在しますがnvim等またの機会に紹介するでしょう。

それではdo-you-linux.com読者の皆さんもよい週末を!

語句説明

エディタ windowsでいうメモ帳

html.phpや.py .txtなど多くのファイルを編集できる。

LinuxではGeditがそれにあたる。

GUIを必要としないCUIは軽量で大容量のファイルの編集もお手の物

CUI 画像や3D表示を一切使わない文字ベースのインターフェース。

映画などでハッカーが流れる文字の羅列をパチパチするシーンなどに登場する。

画像や3D表示を行わないのでPCのメモリ使用量、CPU使用量はかなり少ない。

例としてGUIのUbuntuデスクトップは何も開かない状態でも600MBから1GBメモリを使用するが

CUIでLinuxを起動するとたった30MBや50MBしかメモリを使用しない。

GUI 現在多くの人が使うインターフェース。

画像やアイコン3D表示など現在では当たり前となった画面表示を提供する。

直感的に操作できるという利点があるなか、PCのリソースを必要とする。

現在ではメモリやCPU,GPUの開発、発展によりPCのリソースを必要としても全く問題にならない。

UNIX Linuxの大本

参考: Wikipedia - vim




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