ついにCentOS7がリリースされました!
2015/11/04
Red Hat Linux7互換のCentOS7がリリースされダウンロード可能となってます!ダウンロードリンクは記事の最下部。
7月11日更新:あなたのCentOS起動速度何秒?SystemD起動プロセスを分析するはこちらから
7月11日19時: 主な変更点とKnown issueの和訳を追記
7月10日更新:ダウンロードしたiso使用前の安全確認はこちらからチェックサムの確認
7月9日更新:EPELベータの導入はこちらから(←クリックして同ブログ内記事に移動)
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主な変更点
・Kernelに3.10.0を使用
・Linuxコンテナをサポート
・VMware Toolsと3Dグラフィックドライバが標準動作
・OpenJDK-7が標準のJDK
・6.5から7にそのまま移行可能
・ext4,XFS LVM-snapshot
・systemd,firewalldそしてGrub2に移行
・XFSがデフォルトのファイルシステムに。
・KernelスペースにiSCSIとFCoE
・PTPv2をサポート
・40Gイーサネットカードをサポート
・互換性のあるハードウェアでUEFI Secure Bootをサポート
ディスクサイズは以下
DVD.isoは3.9GB インストーラーのみ起動
Gnome-Live.sioは1GB GnomeLive起動(インストールも可能)
KDE-Live.isoは1.2GB KDELive起動(インストールも可能)
Everything.isoは6.6GB インストーラーのみ起動
Gnome-Live, KDE-Live,そしてEverything.isoのスクリーンショットを公開します。
Gnome-Live
Gnome-live2
Gnome-live3
KDE-live
KDE-live2
CentOS7 everything.isoとDVD.isoはすぐにインストーラーが起動します。Liveで試しにデスクトップを起動したい方はGnome-Live.isoかKDE-Live.isoをダウンロードしましょう。
Known Issues: 原文はこちら
・新しいNetworkManagerでEthernetカードインターフェイスがスタートしないと多くの人から批判をうけた。 CentOS-7 FAQ#を参照のこと。
・インストーラーは最低406MB必要。 それ以下は途中でエラーによりインストールが失敗する。CentOS7の最低必須メモリは512MB。
・CentOS7は暗号化されたUEFIモードが有効化されたVirtualマシンでは正しく動作しない。
・もしあなたのスクリーン解像度が800x600より低い場合、インストール中に表示されるイメージの一部は画面から切れる
・isoの中のrootフォルダに格納されているEULA(エンドユーザーライセンスアグリーメントファイル)は”このイメージは検証目的で使われるべきである”と表記されているが正しいエンドユーザーライセンスアグリーメントファイルはインストール後に /usr/share/centos-release/EULAから読むことができる。
・VMware Workstation/VMware ESXiは2つの仮想SCSIアダプタBusLogicとLsiLogicをインストールすることを許可している。しかしながらCentOS7のデフォルトのKernelはそれらに対応するドライバを搭載していないため、もしあなたがSCSIディスクをCentOS Linuxのデフォルトとしてインストールするとシステムが起動不能になるケースがある。
もしあなたがRed Hat Enterprise LinuxをOSとして選択するならばparavirtualized SCSIアダプタが使われるので動作する。
ダウンロードリンクはこちらからSeven.CentOS.org または理研FTP
7月11日更新:あなたのCentOS起動速度何秒?SystemD起動プロセスを分析するはこちらから
7月10日更新:ダウンロードしたiso使用前の安全確認はこちらからチェックサムの確認